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「北のベニス」サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群


サンクト・ペテルブルグは、ロシア西部、バルト海のフィンランド湾最東端の
ネヴァ川河口デルタに位置するロシア有数の港湾都市で、
鉄道・国際航路の要衝でもあるロシア第2の都市です。
第一次世界大戦以降(1914年〜1924年)はピョートル大帝にちなみペトログラード、
ソ連時代(1924年〜1991年)はレーニンにちなんでレニングラードと呼ばれており、
レニングラードという名前の方が馴染みがある方も多いでしょう。
サンクト・ペテルブルグは200年間にわたるロシア帝国の首都としての歴史を持ち、
10月革命後にレーニン率いるソビエト政府が誕生した場所として、
ロシアの歴史上で重要な位置付けを持つ都市なのです。
そのような歴史的背景から、サンクト・ペテルブルグには、
ロシアの歴史を象徴する建造物群が多数建立されており、
18〜19世紀のバロック、クラシック様式の建造物が建ち並ぶ街並みは
サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群として世界遺産登録されています。
中でも代表的な建造物が、所蔵品約300万点にのぼるといわれる
ロシア最大、世界でも屈指の規模を誇るエルミタージュ美術館です。
エルミタージュ美術館は、宮殿海岸通りに並ぶ冬の宮殿(1754〜62年)と、
小エルミタージュ(1764〜75年)、旧エルミタージュ(1771〜87年)、
エルミタージュ劇場(1783〜87年)、新エルミタージュ(1842〜51年)の
4つの建物が廊下で結ばれているという広大な敷地の巨大な美術館で、
400を数える展示室の全てを見て回ると、その行程は22kmにも及ぶため
毎日8時間を費やしたとしても収蔵コレクションの全てを見るためには
15年以上という気の遠くなるような年月がかかるといわれています。
まさに広大な国土と強大な勢力を誇ったロシア帝国の伝統を感じる美術館
というった感じがしますが、この膨大な収蔵コレクションの数々を
一体どのようにして管理しているのか?と他人事ながら心配になってしまいます。
サンクト・ペテルブルグは街のいたる所に運河が流れる光景から、
「北のベニス」とも呼ばれる美しい都市でもあります。
白夜の季節になると歴史的建造物の真白な建物が輝いて
その美しさがいっそう映えるといわれており、
旅行代理店のツアーなどでも、白夜に映える街並みと
世界遺産サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群を楽しむ
というツアーが企画され人気のようです。
また、サンクト・ペテルブルグはオーケストラも有名で、
かつてはエフゲニー・ムラヴィンスキー率いるレニングラードフィルが
透徹した響きと完璧なアンサンブルで音楽ファンを魅了したものです。
ロシアの歴史ある宮廷文化の香りを感じさせるサンクト・ペテルブルグに
是非、訪れて伝統あるヨーロッパ文化の香りを感じてみたいものです。
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