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万里の長城は北京から約75キロで車で所要約1時間20分


万里の長城といえば、中国を代表する歴史的遺産として有名で
首都北京から訪問可能なことから、中国を代表する観光地として
観光客に人気の観光スポットにもなっています。
中国の世界遺産・万里の長城は、中国の代表的な世界遺産であり、
現存する主要な部分だけでも 約3,000km、
総延長距離12,000kmにも及び、宇宙からも見えるといわれる
巨大な世界遺産なのです。
世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、
人類が共有し普遍的な価値、後世に残す意味を持つものを指します。
中華人民共和国の世界遺産「万里の長城」遺跡は、
1987年に世界遺産の中の「文化遺産」として認定されました。
万里の長城は、河北省、北京市、山西省、陝西省、
内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、甘粛省まで至る
広範囲に渡る巨大で長大な城壁です。
万里の長城の城壁は、一般には秦の始皇帝が造ったされていますが、
世界遺産で知られる現在の姿の「万里の長城」は、
明代(1368年〜1644年)に作られたと言われています。
始皇帝の時代の長城は土製で、馬や人が乗り越えられなければ良いと、
当時はまだ今のような高い城壁では造られていませんでした。
その後、中国人の明王朝がモンゴル人の元王朝を北方の草原へ追放し、
明は領土防衛のため長城を強化し、現在の形になったのです。
「万里の長城」は「農耕民族と遊牧民族の境界線」と言われていますが、
紀元前7世紀の建築開始から、明代後期の紀元1600年ごろまでの、
およそ2000年の長い歳月をかけて、ほぼ現在の形になりました。
長城建築の歴史は、戦争を繰り返してきた中国の王朝史を象徴し、
また明代の建築技術の高さをも伝える「文化遺産」なのです。
北京近郊には万里の長城のほかに、
「北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群(北京故宮など)」
「天壇:北京の皇帝の廟壇」「頤和園:北京の皇帝の庭園」
「周口店の北京原人遺跡」
「明・清朝の皇帝陵墓群(明の十三陵など)」
などの世界遺産があります。

万里の長城へは、北京から車で行くことができます。
長城の1つである八達嶺長城は北京から約75キロで車で所要約1時間20分。
北京からアクセスしやすいこともあり中国で人気の観光スポットです。
北京を訪れた際は是非、万里の長城にまで足を伸ばし、
明朝の権力の象徴ともいえる万里の長城の威容を見てみたいものです。

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